三が日に読んだ本の中から3冊だけ、読後メモを。
![]() | 忘却の整理学 筑摩書房 2009-12-12 by G-Tools |
![]() | 思考の整理学 (ちくま文庫) 筑摩書房 1986-04-24 by G-Tools |
思考の〜が86年だから、まさかの23年越しの続編。
思考の〜がどうしても内容が古めかしく読めてしまう(おおざっぱに言ってしまえばPC前提の生活の前の話)が、本書はそのまま今の生活に当てて読むことができる。
タイトルは「整理学」となっているが、エッセイ集で堅苦しくない。
(エッセイ「集」なので、本書内で何度も同じ内容が繰り返されたり、思考の〜とかぶっていたりする)
記憶と表裏をなす忘却があるという考えである。 ナマの知識は使い物にならない。忘却をくぐらせて枯れた知識のみが新しい知見を生み出す。 大工は生木で家を建てない。
が本書のテーマ。
学校の時間割は授業の後に休み時間でなく、休み時間の後に授業を行うのが正しいらしい。
覚えて(授業)から忘れる(休み)より忘れて頭をさっぱりさせてから覚える、ということで。
読み終わったあと、「馬鹿は忘れ忘れ言え」と言うセリフを思いついて、何かの時に言ってみたいとおもった。
忘却の淘汰に勝ち残った「馬鹿」にはきっと哲学が含まれているだろう。



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