本を下さる方々にそっぽを向かれつつあるくらいエントリから離れてしまっている。
甘えにムチ打って久しぶりの書評エントリ。
![]() | 日本人へ リーダー篇 (文春新書) 塩野 七生 文藝春秋 2010-05-19 by G-Tools |
![]() | 日本人へ 国家と歴史篇 (文春新書) 塩野 七生 文藝春秋 2010-06-17 by G-Tools |
塩野七生が文藝春秋へ寄せた連載エッセイ集。
ローマにも国家にも歴史にもリーダー論にも政治にも特に興味はない。
が、塩野七生の文章を読みたくて購入。
最近は英語の文献を読むことが多くて、たまにはこういう美しい日本語を読みたくなる。
リーダー編が2003年6月から2006年9月、国家と歴史編が2006年10月から2010年4月までの連載なのでリーダー編はちょっと懐かしい感じの内容でイラク戦争から小泉政権くらいまで。国家と歴史編は安倍政権から仕分け祭りまで。
明晰な頭脳から繰り出されるエッセイは1つ1つが短いながら印象強い。
小泉・阿部の引き継ぎをイエスからペテロ、カエサルからアウグストゥスへのバトンタッチになぞらえる、といったように。
あほらしいこの国の日常も、彼女の目を通すとこんな風に見えるのか、と。
イタリアから観る日本・日本から観るイタリア論、ゆったり読んでみると面白いですよ。



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