昨日までパリ出張してました。
そして帰国後バタバタしているうちにiBooks2 と iBooks Authorが出てきました。
ちょっと遊んでみた印象をメモ。
動作がかなり重い
iWorksの他のアプリと並べてもかなり重い。
bmの生活環境は一応最新のMacBookPro15"なのでそうストレスはかからないが、Airとかで作業する人は短い本だけ作るのが吉かな。たぶん、メモリだけの問題ではない。
iWorkとの連携は素晴らしい
連携、と言いつつ既存ドキュメントの取り込みしかしてないけれど。
さすがはApple。綺麗に取り込めた。
まだかなりバギー
図の位置の指定などがかなり不自由。
こういう物かと思う部分もあるが、制限に再現性がなかったり、Pages等と比べても不自由なところが多いので、たぶん大方バグだと思う。
iBook2でプレビューするとまた挙動が予想と違うのだが、どっちの仕様なんだかバグなんだかもよくわからなくなってくる。
中身はかなり独自技術
ibooks authorで作った物を書き出すには"iBooks"、"PDF"、"テキスト"の3つがあり、ibooksがePubのことかと思いきや、別物だった。
拡張子は.ibooks。(Twitterで間違って.bookと書いてしまって焦った。ボイジャーさんごめんなさい)
中を開いてみると、ファイル構造はこんな感じ
@namespace ibooks "http://www.apple.com/2011/iBooks";と宣言されているし、
@page head
{
::slot(media-9)
{
-ibooks-box-wrap-exterior-path: directional contour both 12.0pt 0.500000 false;
height: 560.000pt;
left: 0.000pt;
top: 0.000pt;
width: 768.000pt;
z-index: 1;
}
などと-ibooks-* prefixが発明されている。
触るまではなぜPagesに統合しないのかよくわからなかったが、確かにこれは全く別物だった。
主に北米の高校生向けの教育用の教科書の編集アプリとされているが、日本と"教科書(TextBook)"のニュアンスが違うのかもしれない。日本で配られる高校の教科書のような物よりはもう少し細かい、毎回の講義の配付資料や副教材のような物の方が向いているだろうと思う。
一方、クリエイタはこれで自分のポートフォリオを作るのも良い。
ePub3で世界標準がマトモに使える状態に近づいてきたと思ってきたらAppleがそれを綺麗に裏切って独自路線でぶっちぎってきた。そうして世界標準は最大公約数的な意味しか持たず、コンテンツの互換性はなくなっていく。いつかどこかで(というよりはEverytime Anywhereで)見てきた光景だ。悪夢は蘇るのか。
そしてこのアプリで作ったデータはiTunesStoreでしか販売できない。
アプリのデモを見たときは弊社(と言うかbm独自の)某プロダクトをはじめ多くのベンチャが崩れ去る音が聞こえるようだったが、割とそうでもないかも。
.ibooksをePub3に変換するツールが出来たら面白そうだ。
と、言い逃げ。


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